売買を繰り返す投資家が幸せになれない理由

どうも、ひろせんです。

株の醍醐味は、株価の波に乗って巨額の利益を出すことだ!という奴もいるだろう。

キャピタルゲインは確かに株の醍醐味のひとつだ。

ある株に底値で投資して上昇したところで売り、別の底値の株にまた投資する。

言い換えれば株価の波に乗るサーファーのような、誰しもそんな投資家に憧れたことがあるだろう。

しかしながら、そんな投資家は極まれにしか存在しない。

誰かが宝くじに当たるように、どこかの誰かは運良くそんな投資ができたりする。

しかし、誰しもがそんな投資が出来るわけではない。

大概は底値かと思って買えばまた下がるし、これ以上の値上がりは無いと思って売ればさらに騰がっていくのが常だ。

それがわかっていても、高騰しそうな株を求めて別の株に乗り換えるのを繰り返す投資家は多いことだろう。

俺はそんな投資家に言いたいことがある。

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売買を繰り返すごとにリターンに課されるハードルは高くなる

こんな場合を考えてみよう。

ちなみに登場する株はこのブログにちなんで全て米国株とする。
 

A社の株を買うとする。

A社の株は教科書的なグロース株で、現在の株価が1ドルとする。

A社の株価は1年後に2ドル、2年後に4ドル、3年後に8ドルと100%の成長率で伸びていく。

またB社、C社という上場企業が存在し、これらはA社とまったく同じように成長していく。
 
これらを踏まえて、次のようなモデルを考えてみたい。なお、米国内でのキャピタルゲイン税はかからず、税金は日本国内のもののみかかるとし、1ドルは100円とする。
 

ひろせんくんは典型的な長期投資家だ。

彼は100万円を元手にA社の株を購入し、3年後に売却した。

出木杉君は1つの株につき1年しか投資しないと決めている中期の投資家だ。

彼は100万円を元手にA社の株を購入し、1年経った後B社の株に乗り換え、さらに1年後C社の株に乗り換える。

ただし、手数料はゼロとする。

 
この違いがお分かりだろうか?この時点でピンとくる方は、株式投資のリターンについてきちんと勉強している方だろう。
 

さて、それではそれぞれのリターンを見てみよう。

ひろせんくんは1ドルでA社の株を1万株購入し、3年後に8ドルで売却した。

この時、税金が課されるのは利益になった700万円で、税引き後に手元に残るのは100+700*0.80=660万円となる。

一方、出木杉君はどうだろうか。

彼は成長率が高そうな株を求めて乗り換えたが、結果的には成長率は変わらなかった。

この時の投資がどういった状況なのかを考えてみよう。
A社の株を売却した時

(200-100)*0.80+100=6600000円を手にする。

B社の株を買い、1年後に売却した時

1800000÷200=9000株を買い、(9000*200)*0.80+1800000=3280000円を手に入れる。

さらにC社の株を買い、1年後に売却した時

3280000÷400=8200株を買い、(8200*400)*0.80+3280000=5968000円を手に入れる。

 

そう、株価の推移は同じで手数料も考慮しないのにもかかわらず、税金のせいで両者の間には約63万円もの差ができてしまう。

出木杉君からしてみれば、割合にして約10.5%も違うのである。これは大きい違いである。

 
さらにここからが大事なのだが

出木杉君がひろせんくんと同じだけのリターンを期待するならば
B社、C社のリターンは年率にして112%程度なければならない。

さらにいえば、これは売買の回数を増すほどに高くなる。

つまり、長期投資に比べ、リターンを同じにするだけでも売買を繰り返すごとに求めるリターンが高くなっていくということだ。

1年毎に2倍になる株はそんなにはないが、単に割合の問題であり、これはすべての株式に言える。

つまり、売買ごとに税金を取られる以上、売買を繰り返すごとに今まで以上の高リターンを求められるということだ。

売買を繰り返す投資家は、売買を繰り返すごとにハードルが上がっていく。

これは非常に辛いことだ。

さらにいえば、長期間売買を繰り返してかつハイリターンを維持する投資家は極稀だという事だ。

それこそ宝くじの一等を当てるくらいの確率かもしれない。

 
もし少しでも理解いただけたならば、俺は永久投資をお勧めする。

永久投資こそ、ローコスト、ローストレス、ハイリターンの最強投資なのである。

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